百島モノローグ

 絶望から希望へ向かって進むアラフォー女・百島愛の独り言

心の支えとしての友人

 私には中学から仲良くしてもらっている友人がいます。

 

小学生の頃にイジメに遭っていたため、友達作りが上手くできなかった。そんな私を見放さないでいてくれた彼女には感謝しかない。

 

ミロと付き合うことになったことも、まず彼女に話した。それ以前の恋も彼女なら何でも話せた。彼女が幸せだと、自分のことのように嬉しくなるし、彼女が苦しんでいると、その痛みを取り除いてあげたいと思う。羨ましいなって思うよりも、見守っていたい、応援したいという気持ちが大きい。

 

 そもそも自分は自分、他人は他人だと思って生きているから、他人を見て羨ましいと思うことがない。だから私は冷めているのかもしれないと思うこともある。

 

ミロにも彼女のことを話していて、偶然にも彼女の旦那さんとミロは同い年。だからこそ、余計にミロも親近感があるようです。知らないうちに私が呼んでいるせいか、彼女の旦那さんの名前も含めて覚えていた。

 

ここ最近のことをミロは彼女に話していいと思うよ、と言う。私も話すべきなのだろうかと思っていたけれど、その一歩が踏み出せなかった。こんな話は、恥ずかしい。情けない。

 

「愛にとっては恥ずかしいことかも知れないけど、彼女ちゃんにはちゃんと話しておきなよ。

手助けしてもらいたい訳ではない、聞いてもらいたいことは分かってくれるはずだよ。気持ちの問題で話さないで我慢して後々心配させてお互いに心に後悔やシコリを残すより、現状を話してお互いに今を安心して、後々笑い話にして、笑いシワを増やしたほうがいいよ。」って。

 

確かに眉間のシワよりも、笑いシワの方がいい。笑い話にできる日が来ると信じていたい。

 

ミロにも私と同じように中学からの友人がいる。学生時代の暗い辛い時代を、その友人たちが知っていてくれてるから今のことも理解しようとしてくれてるのだという。

 

「そこで離れたら、そこまでの友人だったんだって思うけど、有難いことに、もっともっと長い友人のようだよ。」

 

と笑って言う。友人さんたちのことはミロから何度も聞いている。ミロの辛かった時期を一緒にいてくれた人なのだと、よく分かるエピソードもある。

 

「俺にとってのアイツこそ、愛にとっての彼女ちゃんだろ?」

 

それが「親友」「神友」だとモモは言う。その意味がよく分かる。だから朝から彼女に送るメッセージを下書きしてみている。そして送るつもりです。

 

精神的な支えだと思うからこそ、話そう、伝えようと思います。

 

そして落ち着いたら髪を切ってくれてる美容師さんにも話そうと思います。彼女も私の大事な友人なのですから。