悲しいことが起きているなぁって思っても、ちょっと良いこともあったりする。それが人生なんだなと最近よく思います。
ミロからも、よく言われるのです。
「今、これがない、足りない、などを考えるよりも、今あるものでも幸せだということを知れたことのほうが幸福度が高いよね」って。
確かに自分の不幸自慢を書いても、ただただ悲しくなるだけなのだ。でも家のことを書いて愚痴を吐き出させてもらってはいますけどね。
今、あるものだけでも生きていけることは確かだ。だから「有難う」という言葉が生まれるんですよね。
「有るのが難しいのに有ること」に対しての感謝なのですから。
私にはミロがいる。離れていても近くに感じている友人がいる。好きなものがある。それだけでも十分ではないか。
ただ確実に思うのは、ここ一年くらいのことをミロがいない人生だったら、私は確実に諦めていたと思う。不幸の塊だったんだと思います。見放さずに、ちゃんと一緒に向き合ってくれているおかげで、そうならないで済んでます。
コロナ禍になる前、2019年の秋くらいだったと思います。
父方の伯母からお見合いを勧められました。この伯母からは、それ以前に何度もお見合いを勧められてきました。そのうち、一回お見合いをすることになってしまいましたが、2019年の時には既にミロという恋人がいたので、お見合いはできないと断りました。
「なんで？いい人よ？」
と、その時に言われました。どうやら伯母にとっては素敵な人だったようですが、いや、お見合いしない？ってだけしか言われてないし、相手の情報もないのに何を持っていい人かどうか確認できるのだろうか。
ミロに話しました。この以前に、何度か伯母にお見合いを勧められてたこともあるのは話していましたので、すぐに納得してくれました。
「愛は俺のなんですけどね」
と言ってくれて、伯母にも家族にも話すことになりました。ミロの仕事の都合上、年末、年度末の忙しさが落ち着いてから挨拶させてもらいに行くと約束してくれました。
しかし、2020年4月以降、コロナ禍に突入してしまいました。そんな大変な状況で挨拶に行くのは無理だと、落ち着いてから行くということになったわけです。
しかし2023年、ようやく落ち着いてきた頃に兄の仕事の独立などで忙しくなってしまったし、父は何も変わらない状況もあるし、ミロのお父さんの体調も心配なこともあり、どうしようかと悩んでいる間に、今の状況になってしまったわけです。
ミロは挨拶する気はあるようなのですが、私の父の様子を聞く限りでは挨拶させてもらえないことが分かると言ってましたし、父も来るなって言った。
父はミロの存在を否定するようになりました。コロナ禍前は挨拶に来ることを話してた時はだいぶ前向きでいてくれたのに。
「我が家が今、お金ないのに何も手助けしない男なんて信用ならん！」
なんて言ってたのです。
それって、ただの父のピンチを救ってほしいだけじゃないですか。そうしたら認めるとでも言うのかは分かりませんが、お金だけでの繋がりになりそうだし、私はそれだけは嫌なんです。ミロはお金じゃありません。人間です。
私もお金じゃありません。人間です。人の心とお金を天秤にかけるものではない。
ミロという人をお金で量れるわけがない。色んな経験をして、色んなことを思った頃の話を私はミロ本人から聞いています。もちろんお金に絡んだ嫌なこともあったと聞いているから、父と会わせても合うわけがありません。
幸いコロナ禍前に、兄と少し会っていますが、兄は何か手助けしてくれるわけではありません。
父に交際を反対されている、今そんな感じなのです。反対されたからって別れるような簡単な気持ちでは付き合っていませんので別れません。父から反対されたからって別れる意味はないじゃないですか。
父には何度も冷静になってほしいと訴えています。我が道を行きすぎて、全くもって周りを見ないのですから。
先ほども冷蔵庫の中にお皿に乗ったお豆腐がありました。おそらく父のお酒のおつまみに冷ややっこにでもするのでしょう。
我が家の冷蔵庫の一番上の段は父の好きなように使っていいと話しています（私の身長じゃ届かない場所なので）。なのに、そのお豆腐は別の段にあって、しかもそこにあったものを勝手に動かしていて、困ったもんだなぁって思ったら、なんとお皿に乗ったお豆腐はラップなどもしていないんです。すぐに父を呼び、何故ラップしていないんだ？と聞くと
「豆腐を冷やしちゃダメなのか！？俺に冷蔵庫を使うなっていうのか？」
って、何言ってるんだよ、このひと。
買った時に入っているプラスチックの容器のままでも冷やせるし、水切りをしたいのならキッチンペーパーを使えばいいのだし、そのままって、封入水が冷蔵庫内にこぼれているじゃん。
結局私が冷蔵庫内の掃除をしました。数日前に、ウタマロ使って掃除したばっかりなんですけどね。なんで、こんなに尻ぬぐいをしても感謝もされなければ、いっつも怒鳴られっぱなしは心が折れてしまいます。
私が頭おかしいのかな？って、何度もなんども思ってしまいました。
