百島モノローグ

 絶望から希望へ向かって進むアラフォー女・百島愛の独り言

貧困ビジネスの脅威: 生活保護を考える #絶望から希望へ

 先月の携帯代さえ支払えてないので、使えるうちに使っておこうと今日も言葉を吐き出せるだけ吐き出します。

 

 さて、先ほどの続きです。

 

生活保護」を受けることを考えた時に、第三者の意見を聞きたくなった。手頃なオープンチャットで「生活の悩み、何でも聞きます。」とメッセージを出している方がいたので、それとなく話してみることにした。

 

 すると、しばらくしてから

「百島さんって何歳?」

と言われてアラフォーだと濁したが、生まれ年を言わされて

「そんじゃ一回ナマで2万なら出せるかもね」

と返ってきた。

 

はい?何のことでしょうか?

「何って、ナニのことでしょ」

そんな会話、いつ始まったんですか?

「お金に困っているんでしょ?安全日なら別にいいじゃん」

「相性良ければ月契約もアリだし」

 

血の気が引きました。

そもそも私は女性と話してると思ってました。向こうの名前が明らかに女性名だったのですから。

そして挨拶もせずに、そのチャットから退室しました。

 

つまり体を使って稼げと言いたいのだろう。そんなこと、できるか!

 

 しかし、お金の問題が発生しそうだと予想できた去年のこと。お酒の入ってた父にも言われたのだ。

 

「お前がもう少し若かったら風〇のお店で働けたのにな」と。

 

酔っていた父本人は、こんなセリフを覚えていない。しかし言われた、こちらは悲しいほどに覚えている。私はお酒を飲む人が好きじゃないのは、この父の豹変のせいだ。父は典型的な毒親だと私は思う。

 

そして風〇で働いている女性にも失礼な話である。父は、こういう女性たちを軽視してる。私は彼女たちが低下層だとは思っていない。事情があって、そこで働いていて、そこで骨を埋めるつもりの人なんていないだろう。みんな、絶望の暗闇の先にある光を求めているだけなのだ。

 

 さてさて、話は戻って私の話。更に生活保護について調べていくと、生活保護の申請を考えている人に向けたコラムを寄せているサイトを見つけた。無料で電話相談、メール相談、LINE相談も受け付けてくれているらしい。

 

コラムもほぼ全て読み、生活保護を受けるために必要なことは大体分かった。やはり、今住んでいる家のままじゃ申請はできない。家を出なきゃならない。そして住んでいる地区以外でもどこでも申請は可能だということ。その申請に無料で同行してくれるサービスもあるし、新しい拠点となるアパートも提供してくれるなんていうサービスがある。

 

 物は試しに無料相談をLINEで送った。面談して、生活保護についての仕組み、申請できるかの判断なども含めて話を詰めたいと言われる。それをお願いすることにした。

 

 しかし、当初、自分の住んでいる場所から電車一本で行ける場所を指定されたのだが、先方の諸事情により、その場所から少し離れた駅に行くか、別日にと言われた。こちらは早く決めたかったので、離れた駅に向かうことにした。

 

 指定されたのは駅から数分の喫茶店だった。入り口でお待ちくださいとLINEで言われて待っていると、おそらく30代くらいの男性が現れて、声を掛けると店内に案内される。見た目はノマドワーカーと言った感じだろう。この時にひとつ違和感を覚えたことがある。これは後程。

 

改めて自己紹介と、そして現状などの話をする。ずっと、その人はパソコンに向かって、こちらの話を打ち込んでいるようだった。なので、あまり、こちらの目を見て話さない。そして生活保護の仕組みを改めて説明されて、

 

「百島さんなら生活保護取れます。」

 

と言った。ここでも違和感を感じる。

 

生活保護のメリットばかり説明された。その逆のデメリットの説明が少なかったようにも感じる。そして、住む場所については、こちらから希望は言えなかった。都内の市の数件の物件なら紹介できると言われる。この数件の物件の地名を聞いた時にも違和感を感じた。

 

その中でミロの住む場所の近くの物件に興味を示した時に

 

「ここは、つい最近に先住さんが引っ越したばかりで即入居できないんですよ。なので、お時間頂くことになりますけど、いいですか?」

 

と、言われた。それに関しては意義は無かった。

ミロにも相談したかったし、むしろ好都合だと思った。違和感の払拭ができるかも含めてアディショナルタイムのようなものが欲しかった。

 

そして面談が終わり、お店の前で解散したあとで、気になったことをひとつ決行。

 

 私は、その喫茶店の道路を挟んだ反対側へ渡り、しばらく身を隠していると、おそらく同じような面談に来たであろう人と落ち合っていた。

おそらく、この面談した人の拠点は、この喫茶店なのだろう。

 

以上の中で、私が不信感などを感じたものを紹介します。

 

  1. 面談で会った時に名刺を渡されなかった
  2. 自己紹介時、向こうはフルネームを言わなかった
  3. 生活保護取れる、という言い方
  4. 紹介された数件の物件のある共通点
  5. 物件に住んだあとの話

 

以上です。

 

 まず、1のこと。しっかりした場所なら、初対面時に名刺を渡して身分を明かすべきだと私は思っている。昨今のペーパーレス化で、そういうのをしない企業もあるのかもしれないが、せめてその企業の証などを見せるべきではないか?

 

 2は、1にも通ずることで、「〇〇会社の百島愛です」と「百島です」と言われることのどちらが安心感があるか?と思うと、私は前者だと思う。しかし、今回の方は後者の自己紹介だった。

 

 3は、正しくは「生活保護を受給できる」だと思ってた。「取る」って、まるで勝ち負けの戦のような気がしてならなかった。まぁ、考え方次第でそれだけ強気でいましょうねってことなのかもしれないが。

 

 4は、たぶん誰でも知っている知識だと思うけれど「水」や「さんずい」の付く漢字がある地名などにご用心ということ。「〇〇台」や「〇〇が丘」「〇〇窪」とかも水害の危険のある地域だと言う。そう、紹介された数件の物件、その全てがこれに当てはまっていた。そして家賃もなんだか高めだった。

 

→ 賃貸サイトで、その数件周辺の家賃相場を見ると、相場+1~2万円分追加された金額の家賃を説明されてたということが分かった。

 

 5は、まだ住むと決まったわけではないけれど「住んだら絶対にずっと住んでいてください。生活に必要なものなら何でも送りつけますし、何でも相談してください。」と念を押された。

 しかし、紹介された物件は写真からも分かったが、築20年以上はありそうな感じで、リフォームされたようでもないし、そんな場所にずっと住むって、辛いと思った。

 

→ 何でも相談していいなら引越しをしたいって言っても通らないんじゃないかな。それに必要なものは自分で揃えたいのに「送りつける」って言い方も気になったのだ。

 

 

 考える時間をもらっていた。その間に、ある言葉を知った。

 

貧困ビジネス」というものだ。

 

生活保護受給者を狙って、手厚いサービスをしているように見せかけて、通常では考えられない家賃を支払わせて、家から引っ越すなと脅し、生活保護受給者からお金を搾り取る、というものだ。

 

まさにコレじゃん、と思った。

 

理由を明かさずに、生活を立て直す目途が立ちましたので、今回のお話は辞退させて頂きますとLINEすると、すぐに返事がありました。

 

「承知しました」

 

短っ!

 

 とりあえず、また振り出しに戻ったわけです。