百島モノローグ

 絶望から希望へ向かって進むアラフォー女・百島愛の独り言

父の定期入れの行方

 さて、父の部屋の片付けの次の計画をと考えていたら、突然

 

「俺の定期入れがない!」と言い出した今朝。今、定期を使っているわけではないし、片付けている中に、その定期入れらしいものは見た記憶がなかった。

 

「ここの床に置いておいたんだよ!」と、指差したのはテレビ台の前。そこは足の踏み場がなくて、しかも画鋲まで落っこちていて、それ父も私も別の日に踏ん付けて悶絶(私は出血)したから片付けた場所でした。

 

「ここの床を片付けなかったら絶対にあった!」なんて、何を言ってるんだ、このひとと思うことを言っていた。そのテレビ台の前に置いてあった諸々は、片付けた場所で空っぽになったA4サイズほどのものが入るボックスコンテナに全部入れて、そこで必要なもの不要なものを父に選別してもらって不要なものはごみ(分別)、必要なものは、そのままボックスコンテナに入れたままであることを説明。

しかし、そのボックスを見ても入っていなくて、それより先の片付けは私は触れていないので分からない。

 

「だから片付けたくないんだよ!置いておいたものが無くなった!」とブチ切れられたので、テレビ台の前の床に落いてたものを全部言ってみてよ、と私が言うと父は言えなかった。

 

言えないのなら、そこに置いておいたっていう確固たる証拠にもなってない。家の鍵、自転車の鍵もそこに放っておいてたのも忘れたの?それを踏んづけていたのも忘れたの??それでも片付けないほうがいいの?もっと大怪我しても知らないよ? と、言ってやったら黙ってました。

 

たぶん定期入れは、別の場所に置いてあると思います。最後に使ったのは、いつだったか?と尋ねても分からないみたいですし、その定期入れにPASMOが入っていて、それを使いたかったって言っていたので、ボックスの中にむき出しにあったPASMOがあったので、これじゃないの?って聞いても

 

「これは違う!」と、さらにキレていました。どうやら父はPASMOを2枚持っているようで、そのうちの1枚は無記名のを定期入れに、名前が入っているのを床に置いていた→ボックスに収監という話なのだ。PASMOを本当に2枚持っているのかも怪しいと私は思っています。

どうなることやら。

 

私は片付けたから、小銭やら福沢諭吉さんが現れたわけで、無意味ではないと思っています。どんだけ面倒くさがりなんだろうなって本当に呆れてしまいます。

 

この父の性格、そのまんま兄が譲り受けていて、家の庭にある兄の仕事の備品等もごっちゃごちゃで許可を得て片付けたりしています。今から20年ほど前に、この兄の備品の片付けが大雑把すぎて、兄、ビス打ち機で自爆したことがあります。庭に放置したままにしてたビス打ち機の存在を忘れて自分の足に・・・という自損事故を起こしました。整形外科で手術を受けて取り除くことはできたけど、相当痛かったようですよ。なので、もうそれ以来工具をそこら辺に置き去りにすることは無くなったけど、怪我の原因にならないようなものは置いたままです。完全には無理なのですね。

 

このままだと私がいなくなったら我が家はごみ屋敷になりますわ。でも知ったこっちゃないと思うしかない。