百島モノローグ

 絶望から希望へ向かって進むアラフォー女・百島愛の独り言

自立への一歩:生活支援と住居探し

 さて、今日は動いてきました。

名前は出せませんが生活支援についてのアドバイスをしてくださるNPO法人が運営している場所へ行って来ました。

 

まず貧困ビジネスに騙されそうになったAと、今回行った場所をBとして、比べてみます。

 

Aはノマドワーカーのような企業で某駅近くの喫茶店での面談でしたが、

Bは運営している拠点となるビルの一室での面談でした。

 

Aは男性一人での面談でした。

Bは拠点のせいもあるけれど、最初に応対してくれた方、待機場所にはすでに他の面談者さんと話している方の声がふたつ、私を席に案内してくれた方、話を聞いてくれた方は女性二人と、少なくとも運営している場所での五人の人の存在を確認しました。

 

Aは相手の自己紹介は企業名を告げずの名字のみ、でした。

Bは漢字で書かれた名札を首から提げてきてくれて、それを見せる形での名字のみ、でした。

 

AもBも事前にお伝えしていましたが

Bの方がより具体的に話を聞いてくれました。たぶん女性同士だから、なのでしょう。

 

Aは、ずっとノートパソコンに打ち込みながら話を進めていたのに対し

Bは、面談での記録を手書きで私の前で書きながら話を進めてくれました。(つまり、どんな記録を取っているかを私も見れた)

 

Aは、きっかり一時間以内で話を終わらせられましたが

Bは、もっと長く話を聞いてもらえました。

 

ここまでは比較ですが、実際についての話ですが

Bは最初に個人情報の保護の取り扱いについての説明がしっかりあり、納得したら署名するという流れでした。

 

そして話も、私の話を確認しながら、どうすべきか、どうしたらいいかなどをぼやぁ~っとしたものではなく、輪郭が分かるほどのはっきりしたものを教えてくれました。

 

Aは生活保護を取れると言った言い方が気になったけれど

Bでは生活保護の申請は、生活ができなくなって大変な思いをしている皆さんが主張できる権利だと言ったのが、とても素直に受け入れられました。

 

そうなんですよ。勝ち負けを決めたいんじゃないんです。

 

Aが貧困ビジネスだと思ったのは、生活保護受けるために借りるアパートを提供してくれるけれど、自分が住みたい街では選べなかったし、その家賃が相場以上だったこと。

 

Bは住居の提供はないけれど、どうやって探せばいいかのアドバイスをくれましたし、自分が住みたい場所、そこで自立をしていきたい場所を自分で選んでもらうというスタイルのようです。

 

どちらがいいかは人それぞれになるでしょうけど、私の場合はもしも生活保護を受けるのなら仕事をしながら自立への道を目指したい、だから仕事が見つけやすい、生活がしやすい場所がいいのでBがいいのです。

Aが指定した住居は、水害の危険もありそうな場所でしたし、築年数が古いのに家賃が相場以上、駅近くにお店が少ない物件でしたので、生活しづらい感じを想像できてしまったんですよね。

 

結果からして、私はこの家を出て、新しく自立したい場所へ転居が先に必要になる。引っ越しをして転居届も出してからなら生活保護の申請する権利ができる、ということだそうです。

今、住んでいる家のままだと単身世帯ではなく、同居している家族は同一世帯と視なされてしまうため同一世帯の中で一人だけ生活保護を受けることは不可能だということを強く説明されました。

 

ミロが言っていた「世帯分離」については、今、私が無職であると分離することはできないようです。例えば私に障害があって一人で施設に住まなければいけない、などの場合があれば世帯分離して、生活保護を申請できる場合もあるらしいけど、そんな状況ではないので無理なわけです。

 

私に課せられたミッションは、自立するために住む場所を見つけて、そこに暮らし始めることになったら、引っ越した翌日には生活保護申請をする、という道が良さそうです。物件探しについてもアドバイスを受けたので、ミロに相談しつつ、しっかりとした未来を見据えていきたいと思います。