百島モノローグ

 絶望から希望へ向かって進むアラフォー女・百島愛の独り言

失われた日々の笑顔を求めて

 今の事情については、一番長く付き合いのある友達には言えていません。

百島の簡単な伝記に書いてある中学時代に出会った友達のことです。

 

彼女は同じ中学出身ですが、同じクラスだったわけではありません。当時通っていた中学は学年に6組ある学校でした。特別支援学級もありましたので、正しくは7組ある学校ですね。

 

 私は彼女のことが大好きです。こんな変な私に付き合ってくれる稀有な存在ですよ。本当にほんとうに素敵な子で、彼女が幸せになると自分のことのように嬉しくって、彼女が悲しんでいると、その悲しみから救い出してあげたい!って、いつも思っていました。

とは言え、今、彼女は結婚して、私が思ってたことは全部旦那さんにお願いをしています。この旦那さんも本当に良い人だと思う。優しい彼女に優しい旦那さん。本当に素敵なファミリーで、これからも私にとっては大切な「家族」なんです。

 

なのに言えていないのは、うん、やっぱり心配かけたくないなって思ってしまっているからなのです。だけど、落ち着いたらちゃんと話そうと思っています。聞いてくれると信じているし、信じられる大切な人なのだ。

 

「落ち着いたら話すね」ってことは伝えています。

 

モモのことも、一番最初に話したのは彼女でした。モモの前の恋愛、前の前の恋愛などなど、彼女には何でも話してきました。当然モモのことも話すのは当たり前でした。色々とあってモモと付き合ってから約半年が経った頃に話しました。もちろんモモにも彼女のことは話していて、みんなで会いたいねって言ってる間にコロナ禍になったりでした。

 

モモの友達のことも色々と聞いています。だから、おあいこだねって思っています。

 

友達がいない人生だったら、私はもう生きていなかったと思う。

本当にどん底の人生を味わったことがあります。その時に何度も「死」を脳裏に浮かびました。消えてしまいたい、居なくなってしまいたいと。小学校の高学年の時に遭ったイジメでも思いました。その時は家族の笑顔が思い浮かびました。

 

でも、そっちへの勇気を持つことができませんでした。きっと、そっちへの勇気が勝ってしまったら、、、そういうことなんだと思う。

 

今は、友達たちの笑顔が思い浮かぶから、そっちへの勇気は封印されている。その勇気はあなたには不要だよって言ってくれてる気がする。その声が聞こえなくなってしまった時は分からないけど、今はちゃんと聞こえてくる。だから、気持ちを別の方向へ舵を切る。

 

そして私には自分の髪を長年切ってくれてる美容師さんがいる。約10年の付き合いになるが、彼女もまた私にとっては良き友人である。

敏感肌で、くせのある髪を綺麗に保てる魔法のようで、現実を与えてくれた人。美容師さんとお客さんという関係以上に本当に仲良くしてもらえていて、一生自分の髪のことは彼女にお任せしたいって本気で思っている。だけど、今の現状で約半年、会いに行けてない。ただしくは美容院に行けてない、だけど、彼女とはおしゃべりしている間に髪を綺麗にしてくれるから、美容院に行ってるというより、彼女に会いに行ってる感覚が一番正しい。

 

落ち着いたら彼女にも会いに行こう。笑って話して、笑って彼女の話も聞いて、楽しい時間を過ごしたい。

 

今まで何気なく当たり前だったものを取り戻そう。友達たちの笑顔を思い出すと私も笑顔になれます。