お昼過ぎ、家のインターホンが鳴った。私は二階のベランダで洗濯物を取り込んでいたので、一階にいた父が対応をした。
「書留でーす。」
という声がしたので、おぉ、ついにきた!と思ったが、父はその受け取ったものをスマートに渡してくれなくて、若干イラッとしました。
てっきり楽天銀行だと思ったら、みずほ銀行でした。2週間くらい掛かるって言ってたが、約1週間で到着。いや、早い分には良いのです。有難いのです。
しかし、落ち着いてからアプリをダウンロードしてみずほダイレクトに登録しようと思っても何故かできないのです。エラーコードが出てしまった。暗証番号間違えている? いや、この一週間で忘れるほど記憶力は衰えていないはずです。入力間違えたかしら?
どうやらヘルプデスクの電話受付は17時までだったらしい。なので明日、連絡します。
さて今日も父はお酒を飲んでいませんでした。だからと言って、何か変わるものでもないのです。もっと早くから、そうやっていて欲しかった。私は何度も体のことを思ってお酒の話もしていました。父は高血圧なので、たまにその薬をもらいに行くことがあって、そこの病院は私も小さい頃からお世話になっていて
「お父さんにお酒を飲む量、変わってないよね?」と、よく注意をされていました。
父の自己申告では「お酒は嗜む程度」。でも、その当時はほぼ毎日飲んでいたので、嗜む程度?と思うほどでした。特にこれから暑くなってくると、まるでクールダウンするためのもののように缶ビールを飲んでいる。止めようと思っても、もう飲み干してしまっているから何もできなかったのです。
父はお酒飲む時に必ずおつまみが必要なようで、小さい頃、母が毎日父の晩酌のおつまみに500円以内で準備していました。時に500円以上になっている時もあった。単純計算で父のおつまみだけに食費の15,000円が使われていたんですよね。これって普通なのかが分かりません。
これは母の病気が発覚して、入退院を繰り返してた頃の話なのですが、その当時、我が家は庭で犬を飼っていました。飼い始めたのは私が小学3年生の頃だったでしょうか。
その犬の散歩へ酔っぱらった父が行こうとしました。既に弟が散歩に行っていたはずなのに、べろべろに酔っぱらっているから、私たちの話もまともに聞かずに散歩へ行こうとしていました。でも愛犬はお酒の匂いが嫌いなようで、自分の小屋に籠ってしまいました。
すると、父がリビングの窓をバンバン叩き始めました。
「おい、開けろよぉ!」
と、呂律が回っていないんですよね。その時リビングにいたのは母と私で、夏場だったので、既に窓は網戸側は開いてました。私たちが開いているよ、って言っても全く聞こえておらず、その叩く音が更に強くなった時に割れた窓から父の手が出て来て、母と私は絶叫しました。私たちの絶叫に不思議に思った父は自分の手が窓を突き破ったのにも気付かず、その手を戻した時に割れた窓で腕を怪我しました。
「痛ってー!!」と、今度は父が絶叫していました。
お酒を飲んでいましたから血行も良かったようで・・・以下略。急いで救急車を呼びました。結局、何針か縫いました。救急病院へは弟が付き添いましたが、ただでさえ体調が万全じゃない母も体調不良になるし、弟と私は父のこのことが反面教師となりました。お酒を飲んで人に迷惑をかける人間になりたくない、と。
このことで、もうお酒飲まなくなってくれると思ったのですが、変わらなかったですね。
ちなみに我が家は、母も少し飲めるクチでした。でも、酔うとすぐ寝ちゃう可愛い人でした。
兄はザル。でも、飲まなくても大丈夫な部分もあるようで、今は一人で仕事を回して、一人で車を運転して現場へ向かうので、お酒が残っていると大変だと年末年始やお盆期間などの長い休暇の時は父に付き合って飲んでいるようです。
弟は私と同じで下戸。昔、会社の忘年会か何かでたらふく飲まされて帰って来たことがありました。タクシーに乗って帰宅し、自分の部屋に行けず、玄関からすぐの和室で伸びてました。結局、数日寝込んだんじゃなかったかな。バケツの用意とか、色々やった記憶があります。それ以降、一切飲まなくなりました。人に迷惑をかけたっていう失敗が本人には無理だったのでしょう。
私は、一緒に飲む相手が心許せるなら飲めました。でも、もうここ10年以上飲んでいないので、料理に使うお酒の匂いでさえ無理ってなっているので、弟と同じで下戸だと思います。
ちなみにモモもお酒は飲めない派です。だけど最近、レモンサワーが少し飲めるようになったって喜んでました。モモも仕事で、どうしても飲みのコミュニケーションがあるから、いつもしんどそうでしたから。
皆さんはお酒、好きですか?