百島モノローグ

 絶望から希望へ向かって進むアラフォー女・百島愛の独り言

家庭内の非常事態

 現在の話を書きます。

 

 今、私は実家にて父と兄と三人で暮らしています。そして、私はここから、この生活から出て行く決心をしています。

 

 簡単な伝記?のような形でも少し触れましたが

現在75歳を越えた父と、アラフォー独身の兄、仕事の都合で別で一人暮らしをしている独身の弟、そしてアラフォー未婚専業主婦な私。

 

父は75歳まで働いていましたが、もう働けないとコロナ禍の大変な時期の中で隠居生活を開始。年金暮らしで何とかなると言っていましたが、受給されてる年金の金額を知らないし、今度は父に家のことをしてもらって私が働きに出ようと決意し、動き出しましたが求人を見ても、資格を持っていないとダメなものばかり。

特にこれからもっと高齢化社会が進むだろうと、高齢者向け施設の求人は多いのに、資格を持っていないとダメというものばかり。

 

そんな時に東京都福祉局が主催している介護現場へインターンシップを利用して体験してみる制度の存在を知りました。オンラインによる説明会に参加して、是非チャレンジさせてくださいと挑戦を決めたのは去年の10月です。

 

ちょうど去年の夏くらいに兄が仕事を独立し、収入がしばらく不安定になることが分かったためでもあり、うまくいけば資格取得も可能だと思ったのです。

 

説明会から一週間もしないうちにインターンでお邪魔することができて、1施設目は本当に良い場所でした。ですが、やはり資格取得してからの就業が好ましいとのこと。資格取得後には補助金の支給があるようですが、資格取得のためにいくらか準備しなくてはならない。

しかし2施設目で、とんでもない事態に巻き込まれてしまいました。テレビドラマなどで見る光景を見てしまった。この2施設目は就業しながら資格取得ができると書いてありましたが、どうやらそれは事実ではないようだった。

 

 自分の中で怖いが強くなってしまいました。本当に情けない話です。

 

ですが、そのままではいけない。と、すぐに気持ちを切り替えて、仕事を探しを始めました。ですが、アラフォーだということが分かると、面接さえも受けさせてもらえませんでした。

 

そして、就活のために動くたびにそれまでコツコツ貯めていたお金も減っていきました。

父の年金と兄の収入の中で毎月のスマホ代と美容代や交際費を合わせて、いくらか毎月お金をもらっていました。そのお金があるから未婚の専業主婦ができていたわけですが、兄の収入が不安定となり、お小遣いの支給がなくなってしまい、貯めていたお金から工面をせざるを得なかったのです。

 

去年の12月に毎月もらっていた金額を渡されましたが、それまで足りていなかったものの補填にするしかならず。

それなのに父はお酒をたくさん飲むし、おつまみも買っている。たまにふらっと出掛けて外食して帰ってくる。こちらは節約してるのに、イライラするしかない。

 

今年の2月にやっと面接ができる場所に出会いました。家事の延長戦でできる仕事だと言われて、家からも近い職場だったので、採用を頂いた時は本当に有難かったです。

 

就業前に健康診断を受けてくれと言われて、すぐ受けに行きました。これは実費でした。

 

そこで、血液検査で引っかかりました。昔から貧血気味でして、一回しっかり改善させたはずが更に悪化していました。

 

「就業できるとは思いますが、通院して改善させていきましょう。」

と、医師に言われました。

 

雇入前健康診断の結果にも、その文言をしっかり書かれていました。そもそも仕事の面接の時にも週に3日くらいの出勤で良いと言われたから大丈夫だと思ったんです。

 

しかし働きだしてみると、求人に載っていた就業時間が違って、こちらは午後からの仕事なら家事をしながら仕事ができると面接を受けたのに、実際は午前からのシフトに入ってくれというではないか。

なんとかやってみようと思ったけど、午前からのシフトは一日やってみて無理でした。ですが、簡単には諦めたくないと仕事を覚えようと思っても、家事の延長線上での仕事量ではなかった。家電だって業務用だったりして、まったくもって使い方を知らないのに何の説明もなく仕事をしろと言うのです。教えてくれないのに使えって無理な話ではないですか?

 

教えてくれる人は二人いました。Aさんは面接の時に会った方でしたが、教え方が雑。アレして、コレしてとしか言わないから分からん。

BさんはAさんの教え方と違うからと遠慮がちに教えてくるが、私の疑問には理解していてくれました。Bさんの教え方は分かりやすかった。

しかしBさんに教わった方法で仕事をしていると、Aさんが

「それBさんのやり方よね?わたし、それ嫌いなのよね。やめてくんない?」

と、理不尽なことを言ってくる。

 

そして何より仕事していて何度も倒れそうになっていました。それもそのはず、週3日ほどの就業が週6日勤務だった。そして、その先のシフトも午前からのシフトばかり。

 

もう無理となった時に、しっかり辞める旨を伝えて逃げるように辞めてしまいました。

しかし、給料も微々たるものでした。それなのに父は相変わらず。兄も収入不安定なまま。

 

と、我が家は今経済状況が非常事態なんだと思うのです。

しかし、父は「たいしたことない。」

兄は「そっかー」というだけ。

 

こんな場所にはいられない。と、私は家を出る決意をしているわけです。